沢田レディースクリニックブログ

2017.06.29更新

なかなか子供を授かれないと、「もしかして不妊症なのでは」と不安を抱いてしまう方もいらっしゃいます。

一般的に不妊症とは、夫婦生活があり2年以上が経過しても妊娠しない事を言います。このため2年を目処に検査を受けるべきですが、さらに言うなら、妊活を初めて1年経過しても子供が出来ない時は、専門医にご相談するべきです。

不妊症におけるもっとも大切な情報となるのが基礎体温です。長期用基礎体温表や婦人体温計を使って毎日測定する事で、しっかり排卵が行えて子宮内膜を維持出来ているかどうかが分かります。起床してから、起き上がる前に体温を測定する事が大切です。

他にもホルモン検査といって、生理中や高温期に行われる検査があり、ホルモン状態が正常になっているかどうかを調べます。これは、ホルモン検査という名称ですが血液検査を行うものです。他にも様々な不妊症検査がありますが、不妊症は必ずしも女性側に問題があるとは限らず、男性側に25%ほど原因があると言われており、それを調べる場合は精液検査で精液の異常を調べます。

体の異常以外にも、精神的な要因で不妊症になられるケースもありますので、まずはなにが原因なのか詳しく検査していく事が大切です。大阪府高石市にある当院では、不妊症の検査を行っておりますので、ご心配がある方はぜひお越し頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.22更新

アミノインデックスは、癌の発見に役立つ検査方法として知られます。血液中に含まれるアミノ酸の濃度を測定する事で、健康な人と癌の人のアミノ酸濃度の違いを統計的に解析し、今現在癌に冒されているリスクを調べるものです。

通常、健康的な人は血液中のアミノ酸濃度が一定に保たれるようにコントロールされています。しかし、何かしらの病気にかかっていると、アミノ酸濃度のバランスが乱れます。このバランスの変化を応用して検査するものがアミノインデックスです。

アミノインデックスは約5mlの採血で、同時に複数の癌を調べられます。男女で調べられる癌が多少異なり、男女共通してわかるものは、「胃がん」「肺がん」「膵臓がん」「大腸がん」です。そして、男性は前立腺がん、女性は乳がん、子宮がん、卵巣がんも分かります。

ただし授乳中の人、治療中を含む癌患者、あるいは透析患者などは、アミノインデックスの数値に影響を及ぼす可能性があり検査は受けられません。それ以外であれば、男性は25歳、女性は20歳からアミノインデックスを受けられますので、もしがんに対する不安をお抱えの方は、一度検査を検討されてみてはいかがでしょうか。

大阪府高石市にある当院では、アミノインデックスにご対応可能です。早期発見は、癌の治療において非常に重要な要素となりますので、ご希望の方はぜひ当院へお越し下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.15更新

AMH検査、別名「抗ミュラー管ホルモン検査」は、卵巣の状態を調べるのに役立つ検査方法です。

ミュラー管ホルモンは、発育過程にある卵胞から分泌されるもので、卵巣内の卵胞の数により数値が変動します。AMH値が高いと、今後育つ卵胞が卵巣内に多くいる事が分かり、対して値が低いと、卵巣が少ないという状態の見分けがつきます。これは卵巣機能における予備能を判断する一つの目安となるものです。

また、AMH検査は、卵巣の年齢を計る意味合いもあると言われていて、今後育つ卵胞の数を知るのに有効な検査です。この検査は、不妊治療を進める際の情報としてかなり重要で、例えば体外受精を行う時に使われる事もあります。

AMHの値は年齢や個人差があるため、明確な基準値が決められている訳ではありませんが、不妊治療計画の際に有力な参考情報として使われるものです。ただし、AMH値が低いから妊娠出来ないという訳ではなく、卵子の質が良ければ十分に妊娠の可能性は残されています。

対してAMH値が高い場合は、多嚢胞性卵巣症候群の可能性があり、この病気は排卵への影響を及ぼすため、みつかり次第適切な治療に入る必要があります。

大阪府高石市にある当院では、抗ミュラー管ホルモン検査を行っています。ご自身の卵巣の状態、あるいは不妊治療を視野に入れている方は、ぜひ当院にご相談頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.08更新

動脈硬化は、動脈からしなやかさが失われて血液を送り出す事が難しくなり、心臓に負担をかけてしまうものです。さらに動脈硬化では血管の内側がもろくなる事から、血管が狭くなって詰まる原因にもなります。

血管が狭まると栄養や酸素が行き渡りづらくなる事から、臓器に負荷をかけ、重要な器官を壊死させる恐れもあります。そのような危険な状態を未然に防ぐため、血液年齢検査を定期的に行っておく事をおすすめします。

女性の場合、更年期に入って閉経を迎えると女性ホルモンが減少します。すると、脂質代謝や動脈壁に対する作用が低下し、動脈硬化を起こしやすくなるのです。動脈硬化は進行すると、高血圧や心不全などの心疾患につながりやすく、心筋梗塞や脳梗塞、くも膜下出血などの恐れもあり、最悪の場合は命に関わる問題となります。

これらの危険な病気を引き起こすリスクを高めないためには、定期的に血管年齢検査を行い、動脈硬化の心配がないかどうか調べるべきです。検査は4分程度で終了するため、それほど面倒なものではありません。頻繁に検査を受ける必要はありませんが、閉経を迎えられたらある程度定期的に受けておくべきです。

大阪府高石市にある当院では、血管年齢検査を行っております。動脈硬化に不安がある方はぜひ一度ご相談頂ければと思います。

投稿者: 沢田レディースクリニック

2017.06.03更新

女性は毎月、生理現象として月経が起こります。この月経に関して、悩める症状をお持ちの方は少なからずいらっしゃいます。しかし放置して自然に治るとは限りませんので、お時間がある時に婦人科へご相談される事をおすすめします。

月経に関する悩みとして多いものに月経不順があげられます。周期日数が40~45日以上の稀発月経や、逆に周期日数が24日以内になる頻発月経など、月経周期に乱れが起こるものです。さらに、全く月経がこないケースもありそれを無月経症と言います。

このような月経不順は年齢的な要素が関係する場合もありますが、時には不妊の原因、あるいは妊娠している可能性も考えられます。若い年齢での月経不順は早めに治療する方が良い場合が多いため、不安定な場合は一度婦人科に相談してみると良いでしょう。

月経不順では、基礎体温の測定指導やホルモン血液検査などを行います。月経不順以外にも、月経過多や月経困難症などの症状もあるため、何か気になる事があれば一度しっかり検査を受けてみる方が安心です。

大阪府高石市にある当院では、婦人科として様々なご相談を承っております。月経周期、あるいは全く別の症状でお悩みの方もぜひ当院にご相談下さい。

投稿者: 沢田レディースクリニック

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